新幹線オフィス車両(ワーク&スタディ優先車両)に乗ってきた感想です。カツベーコンチーズが乗ったときは、指定席ほぼ満席の中、始発駅時点で使用している方が3名ほどと、ゆったりと使用できました。これから、仕事や勉強で使用される方の参考になれば幸いです。(※2022年8月時点の情報です)
新幹線オフィス車両(ワーク&スタディ優先車両)とは
東北新幹線、北海道新幹線、上越新幹線、北陸新幹線の8号車に設定されている、ワーク&スタディ優先車両です。車内で通話やWEB会議ができるのが特徴です。
対象日
土休日および最繁忙期等を除く平日のみ実施
※JR東日本のHPに掲載の「ご利用カレンダー」で確認できます。
対象者
どなたでも利用できます。
料金
追加料金なしです。
「はやぶさ」「はやて」のみ8号車の指定席特急券が必要。
それ以外の「かがやき」「やまびこ」「なすの」「とき」「たにがわ」「はくたか」「あさま」では、8号車以外の指定席特急券・自由席特急券・新幹線定期券で利用可能です。
今回カツベーコンチーズは、北陸新幹線のはくたかを利用したので、8号車以外の指定席を予約して利用しました。
GOOD POINT
時間の有効活用
移動中2~3時間であっても、座ってパソコンが触れる環境があると仕事は、はかどりますよね。
「移動」+「仕事」、「移動」+「勉強」 時間の有効活用ができます。
ゆったりと使える
ワーク&スタディ環境を維持するため、A・C・E 席の利用を推奨しているため、混雑しない限り隣に人が来ることがありません。
新幹線は、3人掛けで窓側からABC席、2人掛けで通路側からDE席の配置になっています。
カツベーコンチーズは、E席に座り隣のD席に荷物を置いたりと、1人でゆったりとした空間で仕事ができました。
中には、B席に座り両サイドを荷物置きにしている方もいました。
コンセント
電子機器をよく使う人にとって、コンセントって大切ですよね。
特に高速で移動する新幹線は、通信する基地局が頻繁に変わるのでスマホのバッテリー消費が激しいです。
カツベーコンチーズが乗った「はくたか」には、コンセントが1席に1つずつ設置されていたので、パソコン、スマホの充電もできました。
目的地に着いたときに、スマホの充電100%はありがたいです。
座席で通話やWEB会議ができる
普通の車両だと、通話はデッキで、WEB会議はできないのが一般的ですよね。
しかし、この車両ではどちらも座席で出来るのです。
一方で、どこで誰が内容を聞いているかわからないので話す内容には気を付けた方がよさそうです。
アイデアが浮かびやすい
創造性の4Bという言葉をご存じでしょうか?
「行動最適化大全」(樺沢紫苑さん)のP221に以下の記載があります。
アイデアが出やすい場所というのがあります。それは、「創造性の4B」といわれるBathroom(入浴中、トイレ)、Bus(バス、移動中)、Bed(寝ているとき、寝る前、起きたとき)、Bar(お酒を飲んでいるとき)の4つです。この4つの場所での共通点は、「何もしていない」「リラックスしている」ということ。
疲れてきたら、景色を見て癒され、移動中にボーっとすることでアイデアが浮かぶ可能性が高くなります。
BAD POINT
揺れる
当たり前のことですが、高速で走る新幹線の車内は揺れます。
車両が揺れる → 机が揺れる → パソコンが揺れる
パソコンが揺れるので若干、作業がしづらいです。
作業スペースがあまりない
パソコンを置くために設計された机ではないので、パソコンを置くとほぼスペースは無くなります。マウスは、使えないのでタッチパッドを使うことになります。
小物は、窓側の棚や座席のポケット、ドリンクホルダーなどを活用します。いろんなとこに置くと降りるとき忘れる可能性があるので注意が必要です。
マナー
途中駅から乗ってきた方が、車両は結構空いているのに何故か私の前の席へ
そして、次の瞬間 リクライニング。
軽くなら気にならないのですが、結構な角度まで下げてきたのです。
パソコンを使っているときに前の人がリクライニングすると、圧迫感がすごいんですよね。
当時は空席が多かったので、リクライニングしたいなら後ろに人がいない席にすればいいのに・・・
悪気があったわけではないと思いますが、そういうときは座席を引越しするしかないですね。
まとめ
今後サービスが変更されるかもしれませんが、現時点では自由席の感覚(はやぶさ・はやてを除く)で好きな座席を選び、コンセントがあり、通話・WEB会議ができる環境というのは、ありがたいサービスです。
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